建築実例

PICK UP 02
神奈川県秦野市

杉特有のコントラストが美しい、平屋風自然派志向の家

ご実家の広い敷地の一角に、庭を抱き「くの字」に建つ和風住宅を新築された施主様。きっかけは、モデルハウス『桧の香』の見学でした。一部を2階建てにした平屋風のお住まいは、ふんだんに使われた良質の無垢材と、珪藻土で仕上げた壁が優しい雰囲気を醸成。リビングや和室の建具を全て引き込むと、間仕切りのない大空間が出現し、リビングの吹き抜けがいっそうの開放感を創出。中でも人目を引くのは、大空間を占める杉のフローリングです。杉本来の自然な色が織り成す明瞭なコントラストの源平材は、その濃淡がひときわ美しい赤身と白太。そして、柔らかな歩行感が特徴的で、自然派志向の方々より人気を博しています。和室の座卓とつなげたダイニングテーブルは、ホームパーティーで大活躍間違いなしの優れもの。回遊式キッチンは便利な動線を確保し、奥様の願いを叶えました。庭に面した縁側は、建物に沿い「くの字」の形で長く伸ばされ、屋内の勾配天井とつながる深い軒を設けました。縁側同様に眺めの良い2階は、子供部屋だけのシンプルな構成で、遠くに海を臨めます。広い子供部屋は、将来、2部屋にも仕切れる設計で、どこを切り取っても旦那様のこだわりが息づいています。

OWNER'S VOICE

『桧の香』の印象が良く、モデルハウスに三度も通いました。妻のスクラップ帳にも『桧の香』の写真があり、夫婦共に強く惹かれました。学生の頃から色々な家の間取りを見るのが好きで、住まいづくりに人一倍、強い思い入れがありました。L字型の間取りも提案してもらったのですが、庭とのつながりや住空間を広く感じられる『くの字』の間取りの方が気に入りました。和モダンな雰囲気にしたくて、引き戸を採用しました。ドアだと洋風に見え、開閉時にスペースも取るのも難点。全ての部屋の戸を開け、開放感のある暮らしがしたいと思いました。また、親身に家づくりの進め方について、資金計画からわかりやすくアドバイスしてもらえたのも心強かったですね。私の細かな要望を快く聞いて、何度でも間取りを描き変えてもらえたおかげで、細部まで思い通りになりました。注文住宅の良さを実感しています。